Sendachi Porcelain(センダチ ポーセリン)

Sendachi Porcelainは2021年にスタートしたふくしま先達窯(※)の新しいブランドです。Sendachi Porcelainでは「使う人が楽しく幸せな気持ちになれる器」をコンセプトに、曲線を活かしたシンプルで使いやすいデザインと明るく透明感のある釉薬を特徴とする焼きものをつくっています。

  • カップ類や茶碗など手に持って使う器については、硬質な磁器の特性を活かしてできるだけ薄く成形し、また口辺に緩やかなカーブをもたせたデザインとすることで、口当たりがよく手に持ったときに軽く感じれるようにつくっています。
  • 釉薬は淡い色調を基本としていますので、明るく楽しくそれでいて落ち着いた雰囲気の食卓をつくるお手伝いができると思います。
  • 釉薬を掛け分けした品物では、量産品でありながら一点ごとに異なる表情の器に仕上がっているので、ひとつひとつ愛着を持ってご使用頂けると思います。
  • 良質な品物を手頃な価格で提供することができるように常に製造工程の改良に努めています。またCADを用いたデザインと3Dプリンターを活用した試作により製品開発を効率化し、これからもさらに洗練された使いやすいデザインの品物をお届けしていきます。

Sendachi Porcelain
住所:〒‪960-2262‬ 福島県福島市在庭坂栃清水40 (有)ふくしま先達窯工房内
TEL:070-8494-3207
E-mail:info@sendachi-porcelain.com




※ ふくしま先達窯(せんだちがま)

福島市西部に位置する標高635mの先達山(せんだちやま)にはカオリン・セリサイト鉱床が存在し、昭和50年台まで採掘が行われていました。そこで採掘された鉱石は、粉砕、水簸による粒度分級が施され、主に製紙用充填剤として出荷されていました。その後海外からの輸入品に押されることでこの事業を維持していくことが難しくなり、採掘を行っていた旭鉱山株式会社は閉鎖されることとなりましたが、ここで産出されたカオリンは良質な磁器の原料となることから、1971年に有限会社ふくしま先達窯が設立され、以来約半世紀にわたり福島ならではの焼きものがつくられてきました。